注文住宅のデザインを決める時のポイントとは?種類別の特徴を紹介
2025/09/01
こんにちは!株式会社三宅工務店です。私たちは「日本の風土に適した家づくり」をテーマに、新築からリフォームまで幅広く対応しています。本日は、注文住宅のデザインを決める時のポイントについてお話させていただきます。注文住宅のデザインにはさまざまな種類があり、デザインによって全く違った雰囲気を演出することが可能です。そのため、デザインは住宅の雰囲気を決める重要な要素になってきます。ここでは、住宅のデザインを決める時のポイントや種類別の特徴などについて紹介していきます。
目次
注文住宅のデザインスタイル
注文住宅の魅力の一つは、自分や家族のライフスタイルに合わせてデザインを選べる点にあります。建売住宅では限られた選択肢の中から決める必要がありますが、注文住宅なら外観から内装、素材に至るまで思い通りに反映できるのです。ここでは人気の高いデザインスタイルを詳しく紹介します。

和風住宅の落ち着き
古き良き日本の家を思わせる和風住宅は、木材や畳、障子といった自然素材を活かしたデザインが特徴です。重厚感のある瓦屋根や木格子を取り入れることで、気品のある佇まいが生まれます。季節ごとの風景を楽しめる縁側や庭と組み合わせると、より一層和の趣を感じられるでしょう。和風住宅は、落ち着いた暮らしを求める方や日本らしい伝統的な美しさを大切にしたい方に人気があります。

洋風住宅の華やかさ
輸入住宅風やクラシカルなデザインは、洋風住宅ならではの魅力です。レンガやタイルを使った外壁、アーチ型の窓や玄関ドアなどを取り入れることで、異国情緒あふれる雰囲気を演出できます。カラフルな外壁や可愛らしい窓枠を採用すれば、個性的で華やかな住まいに仕上がります。洋風住宅は周囲の住宅との差別化もしやすく、デザインにこだわりたい方に選ばれています。

シンプルモダンのスタイリッシュさ
直線を活かしたシンプルなデザインや白を基調とした外観は、シンプルモダンの代表的なスタイルです。無駄を削ぎ落としたシャープな印象は都会的で洗練されており、若い世代を中心に人気を集めています。凹凸の少ないシルエットやモノトーンの配色で構成され、素材感をそのまま活かすのが特徴です。さらに、スタイリッシュな窓や部分的に曲線を取り入れることでアクセントを加え、シンプルながらも個性を際立たせるデザインに仕上げることも可能です。

ナチュラルスタイルの温もり
無垢材や自然素材をふんだんに取り入れたナチュラルスタイルは、柔らかく温かみのある雰囲気を演出します。木目の美しさを活かした床材や家具が調和し、自然と共に暮らす心地よさを感じられる住まいに仕上がります。自然素材の漆喰やタイルを取り入れれば、空気がきれいで健康的な室内環境を整えることができる点も魅力です。植物との相性も良く、グリーンをインテリアに取り入れるとさらに癒やしの空間が広がります。
デザインを決める時のポイント
数あるデザインの中から自分たちに合ったものを選ぶには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは、理想の注文住宅を実現するために意識しておきたい視点を解説します。

外観と内装の統一感
住宅の印象は外観と内装のバランスによって大きく変わります。外観を和風にしたのに、内装がモダン過ぎると全体に違和感が生まれてしまいます。たとえば、外観を和風にするなら、内装にも木材や和紙、自然素材を取り入れると落ち着きのある統一感が出ます。反対に、シンプルモダンを選ぶ場合は、直線的でミニマルなデザインやモノトーンの配色を取り入れることで全体の雰囲気が調和します。外と中のデザインをつなげることで、住まい全体に一体感が生まれ、長く愛着を持って暮らすことができるでしょう。

ライフスタイルに合った選択
デザインを選ぶ際には、家族のライフスタイルに合っているかどうかを考えることが重要です。子育て世代であれば、明るく開放的なLDKや大容量の収納、子どもの成長に合わせて変化できる間取りが喜ばれます。在宅ワークを重視する家庭であれば、集中できる書斎や半個室のワークスペースを取り入れると快適に暮らせます。休日に家で過ごす時間が長いご家庭なら、趣味を楽しむスペースや家族が集まるリビングを充実させるなど、生活に合ったデザインを優先することで、満足度の高い住まいになります。

流行だけに流されない
住宅デザインは流行の影響を受けやすく、雑誌やSNSで見かける最新のスタイルに惹かれることもあります。しかし、住まいは長く暮らす場所だからこそ、「10年後も心地よいか」という視点が欠かせません。過度に流行を取り入れると飽きが来たり、時代遅れに感じてしまう可能性があります。シンプルで飽きのこないデザインや、無垢材や自然素材など時間が経つほど味わいが増す素材を選ぶと、長期にわたり快適に暮らすことができるでしょう。
人気のデザイン事例4選

吹き抜けや大開口窓
開放感を求める方に人気なのが吹き抜けや大開口窓です。自然光をたっぷり取り入れることで家全体が明るくなり、昼間は照明に頼らずとも快適に過ごせます。外との一体感が生まれ、リビングに集まる時間がより豊かになる点も魅力です。ただし、採光が多い分、断熱性や耐久性に配慮することも重要です。三宅工務店では木組みを活かした設計で強度を確保しつつ、美観と快適性を両立した空間を実現。さらに国産材を活かした構造により、日本の四季にも耐えうる安心の住まいを提供しています。

アイランドキッチン
家族が自然と集まりやすいアイランドキッチンは、デザイン性と機能性を兼ね備えた人気の設備です。料理をしながら子どもの様子を見守ったり、友人を招いて一緒に調理したりと、暮らしの中心に「会話」が生まれるのが特徴です。三宅工務店では、キッチンを単なる作業場としてではなく「住まいの主役」と捉え、リビングやダイニングとのつながりを意識したプランを提案。木材の風合いを活かした温かみのあるデザインや、生活動線に配慮した配置など、機能美に優れた空間づくりをサポートしています。
失敗しないデザインの決め方
「理想のデザインを叶えたい」と思っても、実際には予算や構造上の制限で全てを実現するのは難しいこともあります。そこで大切になるのが、デザインを決めるプロセスです。
・優先順位をつける
「譲れないこだわり」と「妥協できる部分」をはっきりさせておくことが大切です。たとえば「木の温もりは必ず欲しいけれど、収納は必要最低限でもよい」といった形で整理すると、後悔のない選択につながります。
・プロに相談する
三宅工務店では、一棟ごとにお客様と何度も打ち合わせを重ねます。「安く」「早く」ではなく、お客様の想いを丁寧に形にすることを大切にしているため、妥協のない住まいが完成します。設計士や職人とじっくり相談しながら、最適なデザインを作り上げることが成功の秘訣です。
・実際の施工事例を見る
カタログや雑誌だけではなく、実際の施工事例を見ることで、自分が本当に求めているデザインを明確にできます。三宅工務店はこれまで数多くの施工実績があり、和風から洋風、モダンまで幅広いデザインに対応しているため、理想をイメージしやすい環境が整っています。
まとめ
注文住宅のデザインを決める時のポイントや種類別の特徴などについてお話させていただきました。注文住宅はデザインによって全く違った雰囲気を演出することが可能になります。そのため好みのデザインがある場合などには、理想のデザインに近い施工事例を集めていくことで納得のいく住宅を建てることが可能になるでしょう。しかし、住宅を建てる時には実用性も重要な要素の一つです。デザインにこだわりつつ、安心して長く暮らすことのできる家を目指してみると良いかもしれませんね。
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