注文住宅と分譲住宅の違いとは？それぞれの特徴を解説

こんにちは！株式会社三宅工務店です。私たちは、お客様の「想い」を何よりも尊重したフルオーダー住宅を福岡市にて手がけております。本日は、注文住宅と分譲住宅の違いについてお話していきます。家づくりを考え始めた方からよく聞かれるのが、「注文住宅と分譲住宅って、どう違うんですか？」というご質問です。どちらも「新しい家を建てて住む」という点では同じですが、その進め方や自由度、コスト面などに明確な違いがあります。今回は、家づくりを検討されている方に向けて、「注文住宅」と「分譲住宅」の違いと、それぞれのメリット・デメリットについてわかりやすくご説明します。

・設計の自由度が高い

注文住宅は、間取りや外観、内装、設備などを自分たちのライフスタイルや好みに合わせて設計することができる住宅です。たとえば、「リビングは広く取りたい」「収納を多くしたい」「キッチンはアイランド型にしたい」など、細かな希望を反映することができます。三宅工務店が採用している在来軸組工法は柱と梁で建物を支える構造が特徴で、古くから日本で使用されてきた建築工法です。日本の風土にも合った伝統のある工法であり、間取りの自由度も高くよりお客様の要望を反映しやすい住宅にすることができます。

・土地探しから始める場合も多い

注文住宅の場合、土地を持っていない方はまず「どこに建てるか」という土地探しからスタートします。そのため、希望エリアに条件の合う土地があるかどうかが重要なポイントとなります。

・完成までに時間がかかる

一から設計して建てるため、完成までには数か月〜1年ほどかかるのが一般的です。住宅ローンの手続きも段階的に必要になるなど、手間が多い反面、「家づくりの過程を楽しめる」点が魅力です。

・完成済みまたは建築中の家を購入

分譲住宅（建売住宅）は、すでに完成している、あるいは完成間近の住宅を購入するスタイルです。間取りや設備、外観などはあらかじめ決められており、自分好みにカスタマイズする余地は少ないものの、即入居が可能な点が大きな魅力です。

・土地と建物がセット販売される

分譲住宅は土地と建物がセットで販売されているため、「土地を探してから設計する」というプロセスが不要です。エリアや価格帯がすでに決まっており、全体像を把握しやすいのも特徴です。

・比較的コストを抑えやすい

規格化された建築プランに基づいて一斉に複数棟を建てるため、建築コストや資材費を抑えることができ、注文住宅より価格が安くなる傾向があります。また、資金計画が立てやすく、住宅ローンの手続きもスムーズに進めやすいです。

・注文住宅

注文住宅は設計の自由度が非常に高く、細部までこだわった家づくりが可能です。その反面、自由度が高い分コストがかかりやすく、建築期間も長くなる傾向があります。また、土地を持っていない場合には、土地探しから始めなければならないため、計画から入居までに時間がかかることもあります。一方で、家づくりの工程を体験できるため、「自分たちだけの家を一から作りたい」という方にはぴったりです。

・分譲住宅

分譲住宅は、すでに完成済み、または建築中の住宅を購入するスタイルのため、購入後すぐに住み始めることができるのが最大の魅力です。土地と建物がセットで販売されており、間取りや価格も決まっているため、購入までの手続きが簡単で、費用も比較的抑えられるのが特徴です。ただし、間取りや設備の自由度はほとんどなく、「もう少しこうしたい」と思っても、後から変更するのは難しいケースが多くあります。

・こだわりを重視したい方は「注文住宅」

「家族構成に合わせた間取りがいい」「趣味に特化した部屋が欲しい」「建材や断熱性にこだわりたい」といった希望がある方は、注文住宅が最適です。建築会社と何度も打ち合わせを重ね、自分たちだけの住まいを実現できます。

・すぐに引っ越したい方、予算を抑えたい方は「分譲住宅」

「急いで住み始めたい」「費用をできるだけ抑えたい」「間取りにそこまでこだわりはない」という方には、分譲住宅がおすすめです。完成済みの家を実際に見てから選べるため、失敗が少ないという安心感もあります。

注文住宅と分譲住宅は、それぞれに異なる魅力と特徴があります。大切なのは、自分たちの理想の暮らし方や、今後のライフスタイルに合った住宅を選ぶことです。自由な設計を楽しみたい方は注文住宅を、手間を省いてスムーズに新生活を始めたい方は分譲住宅を検討するとよいでしょう。三宅工務店では、お客様の想いにしっかりと寄り添いながら、最適な住宅選びをお手伝いしております。木材に関する豊富な知識と経験でお客様の「夢」と「わがまま」を形にする注文住宅を叶えておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。