注文住宅で住宅ローンを組むときの注意点とは?
2025/04/08
こんにちは!株式会社三宅工務店です。私たちは「日本の風土に適した家づくり」をテーマに、材木にこだわった注文住宅からご要望に合わせたリフォームまで幅広く対応しています。本日は、注文住宅の住宅ローンについてお話していきます。注文住宅を建てるときには、多くの方が住宅ローンを利用されるのではないでしょうか?住宅ローンを組むときには、注意すると良い点がいくつかあります。ここでは、住宅ローンのしくみや住宅ローンを組むときの注意点などについて紹介していきます。
目次
土地と建物で分けて考える
注文住宅で住宅ローンを組むときに知っておきたいポイント
注文住宅は、土地を購入した後に建物の建築が始まるという流れが一般的です。そのため、住宅ローンを考えるときには「土地購入」と「建物建築」に分けて考える必要があります。通常の住宅ローンは建物が完成して引き渡しが行われる際にしか支給されないものが多く、土地の購入時には現金が必要になるケースも多くあります。そこで、つなぎ融資や分割融資などが有効になってくるのです。
住宅ローンを組むときの注意点
つなぎ融資の存在を理解する
注文住宅では、建物の完成前に土地代や着工金などを支払う必要があります。しかし通常の住宅ローンは建物完成後に実行されるため、それまでの資金を補いたい場合にはつなぎ融資が必要になることがあります。つなぎ融資は金利が高めに設定されており、元金とは別に利息がかかるというのが特徴です。金融機関によっては手数料や条件も異なるため、利用するかどうかは事前によく検討する必要があります。
資金計画は余裕をもって立てる
注文住宅は土地や建物の費用だけでなく、登記費用や火災保険、保証料や外構工事費など、さまざまな諸費用が発生してきます。また、地盤改良や設計の変更などの予期せぬ費用が追加になることもあります。こうした想定外の出費に備えるためにも、資金計画には必ず予備費を含めて余裕を持たせておくことが重要です。無理のない返済プランを立てることで、建築中や入居後の生活に余裕が生まれるでしょう。
建築スケジュールと融資スケジュールの調整を行う
注文住宅は、契約から着工、完成までに時間がかかります。その間に土地代の支払いや工事の進行に応じた支払いが発生しますが、住宅ローンの審査や融資実行のタイミングが合わなければ支払いが遅れてしまうこともあります。このような事態を避けるためには、建築スケジュールとローン手続きのスケジュールを早い段階で調整しておく必要があるのです。工務店などと連携を取ることで、スムーズな資金計画を可能にするでしょう。
住宅ローンの審査基準は金融機関ごとに異なる
住宅ローンはどの銀行でも同じというわけではなく、審査の基準や融資条件などは金融機関によって異なります。年収や勤続年数、雇用形態や健康状態、既存の借入など、さまざまな項目が審査の対象となります。また金利のタイプによっても返済額は変わってくるため、自分に合ったプランを選択することが重要になってきます。そのため、複数の金融機関を比較するのがおすすめです。
まとめ
住宅ローンのしくみや、住宅ローンを組むときの注意点などについてお話させていただきました。注文住宅は建物の自由度が高いため、住宅ローンの組み方にも柔軟な対応が求められます。土地と建物の資金を分けて考えたり、つなぎ融資を利用したりするなど事前にしっかりと準備をし、信頼できる建築会社や金融機関を連携を取ることが重要になってくるでしょう。注文住宅の住宅ローンでお悩みの方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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